• Driving in the silence

  • 1900円
  • 2011年11月09日
  • 坂本真綾のひとつの完成形 3rd コンセプトアルバムである今作は、1st「イージーリスニング」,2nd「30 minutes night flight」と同様にひとつの世界観をあらゆる視点で描き出している。今作は「冬」(坂本曰く主にインドア)をテーマに、全8曲を展開しているが、どれも素晴らしい。 1曲目の表題曲「Driving in the silence」は、2009年のオリジナルアルバム収録時には完成していたというが、今作で満を持して発表したという形だ。短い楽曲ながら、坂本特有の韻を踏んだ哲学的歌詞が印象的だ。2曲目「sayonara santa」,3曲目「Melt the snow in me 」,7曲目「極夜」はいずれもラスマス・フェイバーが作曲しており、ラスマスのアンビエント色を帯びた繊細な音作りと、坂本の透明感のある歌声が高い相乗効果生み、好評を博した。2015年に発売されたシングルでも二人はタッグを組んでいる。 6thオリジナルアルバム「かぜよみ」が、坂本真綾の完成形と2009年当時謳われたが、個人的には、この「Driving in the silence」こそ坂本の音楽を完成させたと感じている。菅野よう子プロデュース時代の神秘的な、彼女のあらゆる才能を前面に出した楽曲群と、2005年からの様々なアーティストとのタッグを経てポップスを追求した楽曲群、坂本作詞・作曲の楽曲「誓い」も加わった今作は、坂本真綾の音楽がひとつ結実したアルバムと言って過言ではないだろう。

    とにかく 聴いてて心地いい ( ˘ω˘ )

    3枚目のコンセプトアルバム 「冬にだけ取り出すアルバム。そういう贅沢があってもいいのではないでしょうか」と彼女自身が語るとおり、全編に渡り冬をテーマにした楽曲が展開される作品。

    暖かい冬。 このアルバムは、雪の降る冬よりは、暖炉で暖まった部屋の中でクリスマスパーティをやってるような冬の曲という感じがしました。 雪の降る冬も素敵ですけど、部屋の中で過ごす暖かい冬も素敵ですね。 sayonara santaの切なさには感動です。

    あったかいココアと一緒に。 「イージーリスニング」、「30minutes night flight」に次ぐコンセプトアルバムの3枚目、今回は「冬」がテーマとの事。 イチオシは彼女自身による作詞/作曲の「誓い」だが、後半の静かな盛り上がりを#6がうまく引き立てている。 これは是非とも通しで聴いてもらいたい。 タイアップ曲が全くない地味なアルバムではあるが、これまでのコンセプトアルバム同様、印象深い名曲が見つかるはず。