いわゆる未収録曲?が多い psycho-passのサントラ3作目にして、ようやくアルバム1セットで配信版を購入できる仕様になった。むしろ何故、過去作は1曲ずつしか購入できない仕様だったのか謎。菅野祐悟氏の他アルバムは、アルバム1セットで購入できるものが殆どだが、psycho-pass含めてごく一部のアルバムだけは1曲ずつしか買えない仕様。これは菅野祐悟氏の意向なのか、それとも配信元(または配給会社?)の意向なのか?次いでレビューたが、まず 3期の内容は、はっきり言ってつまらなかった上に過去作と比べても安っぽかった為、必然的に印象に残る劇伴も少ない。曲自体のクオリティには満足している。だが、当然不満はある。なぜSSの劇伴が未収録なのか? コンサート音源に「狡噛の過去」という曲が入っているが当然、SSの劇伴はこの1曲だけではない。特にCASE.003では新規曲が多用されていただけに、非常に残念。ちなみに前作のアルバムには、劇場版の劇伴が余すことなく入っていた。加えて、3期本編内で小宮都知事が歌っていた「FIRE BURNING WOMAN」も未収録。脚本がつまらない3期の中で、数少ないアクセントとなっていた劇中歌も入っていない。psycho-pass1期のサントラには劇中歌「Trigger Finger!!!」が入っていたのに、こちらには劇中歌が入っていない謎仕様。ちなみにOP・EDの方はきっちり入っている。しかしOP・EDが好みだった人は、既にシングル版をDLしている事だろう。結局、3期の劇中歌は配信も発売もされずにお蔵入りになるのだろうか? 総評として、曲は良し。未収録曲が多過ぎてダメ、と言った所かと。菅野祐悟氏のアルバムはジャンル問わず、未収録曲等が少ないイメージがあったが今回はあまりにも、それが多過ぎた。加えて言うと、セリフ付きのコンサート音源も入っているが、こういうのはライブと同じで「その場で生演奏を」聴けるから良いのではないだろうか? それ入れるくらいなら、未収録曲が無い仕様にして欲しかったものだ。