レコード時代に 買ったアルバムで、なかなか濃い内容のものです。 ある裁判で引用されてしまったほどなんですが。。。 ワーナー時代のアルバムジャケットのほうがよかったなあ。 (他のアルバムにも言えるのですが)

夢の轍 実話を元に作られたM2, 少年事件の裁判で引用されたとして話題になったM9など、 時間が経過する程に重みを増す作品の中にあって、 M5は後のさだまさし自身にもある種の方向性を示した作品に思える。 反戦をテーマにしたさだの曲は他にもあるが、 家庭を持ったことで得られたのか、 日常的な視点で描かれた本作は出色と言える。

昔好きだった人が… テープにダビングしてくれたのが、このアルバムでした。 「退職の日」だけがクローズアップされるアルバムかも知れませんが、5曲目の「前夜(桃花鳥)」は、20年以上の時を経ても変わらない日本の状況が描き出されていると思います。ぜひ聴いていただきたいです。