romanticな教授 大阪公演2日目はMCの部分の教授のトークがミニレクチャーみたいになっています。ベートーヴェンの動機の展開の話、各国の音楽の著作権の話、自作と名曲の類似点のはなし、など楽しいお話が続きます。bolerishはラヴェルの「ボレロ」のイメージを模して作曲されたとか、「poppoya」はポケモンのテーマに似ているとか。たしかに、教授の曲には古今の名曲の「さび」みたいなものが凝縮されているみたいです。私見ですが、この日のラストの「parolibre」の出だしはショパンのノクターンに似ているように思えます。北海道からベートーヴェンへ飛躍したあたりから、この日の演奏は全体にロマン主義的な印象で、ラストエンペラーのテーマも実に荘重に演奏されました。(演奏時間が東京のものより長めになっています。)教授は途中で「順番間違えちゃった」などとおっしゃっていますが、毎回のコンサートの演奏をテーマを決めて周到に準備されているという印象をうけます。トークも含めてコンサートのコンセプトを表現されていると思いますので、アルバムでの購入をお勧します。
大阪での幸せな時間 この日は大阪に出かけて会場で聴くことができました。教授の演奏もおしゃべりも本当に楽しめるコンサートでした。会場にいて幸せな気持ちになれました。 実は東京で3月20日にも聴いたのですが、大阪ではベートーヴェンも聞けて^○^/、最高でした。