アレンジの好対照 飯島さん本人が書かれていますが、アレンジを他の人にお願いしたら曲のイメージが変わって、刺激になったと。 blancheの天使の絵の具を聴いてから、マクロスの天使の絵の具を聴くと一気に元気が出ます。まるで、二つで1曲のコンサートの演出のようです。
「レダ」と「シンデレラ」が好きです。 3曲目に入っている「レダ」はグインサーガでお馴染みの栗本薫さんの同名の小説「レダ」をモチーフに作詞、作曲された歌ですが、小説の世界観、雰囲気が非常に良く出ていて、発売当初から大好きな曲となりました。この小説は1981年に連載開始、1983年に単行本で出版された古い本ですので、今はなかなか手に入らないかもしれませんが、未だに持っていてたまに読みたくなる本です。「レダ」を読むとこの曲を思わず口ずさみたくなるので、iPodで聴けるようになるなんてすごく嬉しいです!! 「シンデレラ」の方は歌詞を変えて、アニメ『マクロス』でリン・ミンメイが自分が作曲した歌として歌うシーンがありますので、知っている人は知っている有名な曲です(笑)。歌詞もメロディーも心に残る素敵な歌です。
大傑作! 飯島真理さんのファンの間では評価の分かれるアルバムですが、個人的には大傑作だと思います。 特に2曲目の「天使の絵の具」は素晴らしいアレンジです。 清水信之さんのアレンジしたバージョン(paletteに収録されています)しか知らない方には、是非、聞き比べてみて欲しいです。 EPOさんや大江千里さんなどを手がけられていた清水さんのバージョンは80年台 J-POPの王道だと思うのですが、吉田美奈子さんのアレンジしたblancheバージョンは、今聞いても全く時代を感じさせない静謐な美しさをたたえています。