こんな古内東子、聴いたことない! どうして一年に一回ペースで、こんな傑作が次々出てくるの。 だけど、移籍して以来の三部作完結みたいな感じの手ごたえを感じて納得。本当にソングライターとして絶頂期なんだな。 この音の感じは間違いなく新境地。いままでの東子さんは「グルーヴィーな生バンド演奏」か「あったかい打ち込み」のふたつの武器があったけど、今回はどっちでもない。 どちらかといえば打ち込みが多めだけど、そんなバックグラウンドがどうでもよくなるほど、「透明」な世界がこちらを包み込んでくれる。 R&Bをベースにしてるけど、ジャンルにとらわれない音。音に本当に隙間が多いことにびっくり。ジャケットイメージ通り、ひんやり気持ちい水の中のような。なにも足さず、なにも引かず。圧巻。KREVAの最近の作品にも共通してるような繊細だけどインパクトが強い優しい音色。 ヴォーカルも、一番今までで自然体。生々しく恋愛のつらさ、楽しさが伝わってくる。若いころと聴き比べると、ずいぶん声も歌い方も変わったな~と思うけど、当然だよね。もう10年以上たつんだから。若いころはほんと歌が巧くて、味がある声を楽器として最大限生かそうとして、小松秀行とかトップミュージシャンの演奏に引けを取るまいと頑張っていた。今はそんなことはどうでもよくて、ダイレクトに気持ちを表現することに集中してるかんじ。 意外にアップが多い。やっぱ挑戦してるなあ!古内バラードにとらわれない、チャレンジ精神がすごい。 ハッキリ言って、全曲いい。でも「オール」は、多幸感にあふれていて最高!ぐいぐい絶頂へ連れてってくれる。恋の一番楽しい時!って感じ。 あとバラードなら「片想い」。ほかのバラードもすごいいいけど、それがかすむくらいドカン級。歌詞がすごい。片想いのつらさ、せつなさの究極って感じ。歌詞の設定もすごいし、流れがハンパない。「一番言いたいことを言えた」って感じの歌詞で、そんくらい突き詰めている。

女性はわからない 男と女は違うから緊張感があって何かを生み出す仕組みなのでしょう。 でも東子ちゃんの気持ちはおじさんには伝わるよ。 解読のコードをありがとう。 コットンクラブのライブは女性はみんな泣いてました。

期待以上のNEWアルバム! 曲、歌詞、ボーカル、アレンジ全てが古内さんらしくて、その世界を広げてきてくれました。 気になる人、できない、キライになりたい など、さすがだと思わせてくれます。 複雑に揺れ動く気持ちをセンスよくまとめて、瞬間をとらえる描写力はまるで、感動的な写真の様です。久しぶりに、いいオーディオで聴きたい曲をプレゼントしてもらった、ありがとう。

やっぱり最高のアーティスト 古内東子の世界、やっぱり素晴らしい。特に歌詞。「片想い」の歌詞とか、ヤバ過ぎです。

声と曲が奏でる独特な音楽世界 今作も古内東子ワールドは健在。 彼女自身の実体験としか思えない、恋の痛み、苦しみ、そして喜びを独特の表現方法で見事に奏でている。 男性にはいまひとつわからない女性の心象風景。女心がわからない自分には聴くことが勉強になります。

それ以上でも以下でもない歌い手。 古内東子の歌ってとても謎めいた雰囲気をもっています。女性の気まぐれさだったり純情さだったり、男にとって理解し難いところが次々「古内東子」というフィルターを通して胸に突き刺さってくるんですよ。幼かった恋をしていた過去とリンクしてたりして、「あのときあの子はきっとこういう思いだったのかな、、、?」な〜んて感傷に浸ってたりして。。女性に対する神秘性をこの人に歌わせれば右に出る人はいませんねw